見積書作成アプリとはなにか?
見積書作成アプリとは、見積書を簡単に作成・管理できる便利なツールです。
通常、見積書はエクセルや手書きで作成することが多いですが、アプリを使えば作業が大幅に効率化されます。
アプリには、自動計算機能やテンプレート、顧客情報の管理機能が含まれているものもあり、ミスを減らしながら見積書を素早く仕上げることが可能です。
また、スマートフォンやパソコンで使用できるため、オフィスでも外出先でも作業が進められます。
見積書作成アプリの選び方
見積書作成アプリを選ぶ際には、自分の業務内容やニーズに合ったものを選ぶことが重要です。
以下では、アプリの選び方について解説します。
ほしい機能が揃っているか
アプリに求める機能を明確にしましょう。
たとえば、自動計算やテンプレート、PDF出力、ロゴや会社情報のカスタマイズなど自社でほしい機能があるか予め確認する必要があります。
また、顧客管理や請求書との連携機能があると、見積書以外の業務も効率化できます。
料金やプランが予算に見合っているか
料金プランはアプリによって大きく異なります。
無料で使えるものもあれば、月額制や一括購入型の有料プランもあります。
初めて使う場合は、無料トライアルがあるアプリを試してみるのがおすすめです。
インボイス制度に対応しているか
インボイス制度が始まり、適切な見積書・請求書を発行するための対応が求められます。
消費税の区分表示や適格請求書番号の記載など、制度に対応したアプリを選ぶことで安心して運用が可能です。
セキュリティは万全なサービスか
見積書には顧客情報や取引金額などの機密情報が含まれます。
そのため、アプリのセキュリティが信頼できることが必須です。
データの暗号化やバックアップ体制が整っているかを確認しましょう。
様々な媒体で利用できるか
スマートフォン、タブレット、パソコンのどれでも使えるアプリであれば、場所を問わず作業ができます。
クラウド型のサービスを選ぶとデバイス間でデータが同期され、外出先や自宅でも業務をスムーズに進められます。
サポート体制がしっかりしているか
操作に不慣れな場合やトラブルが発生した際、迅速に対応してもらえるサポートがあると安心です。
チャットや電話、メールサポートが提供されているか、FAQが充実しているかを確認しておきましょう。
見積書作成アプリを利用するメリット
見積書作成アプリを利用することで、業務効率が飛躍的に向上します。
以下では、アプリを利用するメリットを解説します。
コストや時間の削減ができる
手書きやエクセルを使って見積書を作成する場合、フォーマットの調整や計算ミスの修正に時間がかかります。
見積書作成アプリでは、テンプレートや自動計算機能を活用することで作業時間を大幅に短縮可能です。
これにより、従業員が他の業務に集中できるため人件費の削減にもつながります。
誤記やミスが減る
見積書の作成には、金額や数量の計算ミスがつきものです。
アプリは入力したデータを元に自動で計算を行うため、ヒューマンエラーを最小限に抑えることができます。
また、テンプレートを使用することでフォーマットの統一や漏れを防ぐことができます。
どこでも作業が可能になる
クラウド型の見積書作成アプリを使えば、デバイスを問わずどこでも作業が可能です。
外出先で急に見積書が必要になった場合でも、スマートフォンやタブレットから素早く作成して送信できます。
オフィスに戻る必要がなくなり業務のスピードがアップします。
見積書作成アプリの活用例
見積書作成アプリは、業種や職種を問わずさまざまな場面で活用されています。
以下では、活用例をご紹介します。
建設業
建設業では、工事ごとに細かい見積書を作成する必要があります。
見積書作成アプリを使えば材料費や工賃、消費税などを自動計算して迅速に見積書を作成できます。
また、クラウド型のアプリなら現場からスマホやタブレットで直接入力・作成が可能です。
これにより作業のスピードが上がり、顧客対応がスムーズになります。
飲食業
飲食業では、イベントやパーティー向けのプランニングで見積書が必要になることが多いです。
アプリを利用すれば、料理や飲み物の品目ごとの料金を簡単に追加・調整できます。
PDFで見積書をすぐにメール送信できるため、顧客への迅速な対応が可能です。
複数店舗を運営している場合も、データを一元管理できるため便利です。
フリーランス
フリーランスの方にとって、見積書作成アプリは特に重要です。
クライアントごとにカスタマイズされた見積書を短時間で作成できるため、プロフェッショナルな印象を与えることができます。
また、履歴管理機能を使えば過去の見積書を簡単に参照でき、次回の案件にもスムーズに活用できます。
おすすめの見積書作成アプリ
ここでは、機能性や使いやすさで評判の高い見積書作成アプリを5つご紹介します。
それぞれに特徴がありますので、業務内容やニーズに合ったものを選びましょう。
見積書作成アプリ①:Misoca
Misocaは、弥生株式会社が提供しているクラウド請求書作成ソフトです。
クラウド型なので、ブラウザ上ですぐに請求書を作成することが可能です。
メリット
- 請求書作成枚数が月10枚までずっと無料で利用可能
- メール送付・PDF発行・郵送などがワンクリックで完了できる
- 様々なサービスと連携可能
初期費用 | 0円 |
料金 | ■無料プラン:0円/年(月間請求書作成:10通まで) ■プラン15:8,800円(税抜)/年(月間請求書作成:15通まで) ※上限数を超える場合は、1通70円(税抜)で利用可能(1,000通まで) ■プラン100:33,500円(税抜) /年(月間請求書作成:100通まで) ※上限数を超える場合は、1通70円(税抜)で利用可能(1,000通まで) ■プラン1000:114,00円(税抜)/年(月間請求書作成:1000通まで) |
お試し利用 | 1年間 |
機能 | ・請求書の自動作成 ・請求書のCSVアップロード ・メール送付 ・PDFダウンロード ・請求書の郵送(別途料金発生:210円(税抜)/通)※無料プランでは利用不可 ┗納品書を同封する場合は、納品書1通につき30円(税抜)追加料金発生 |
見積書作成アプリ②:サスケWorks
サスケWorksは、株式会社インターパークが提供している業務効率化アプリを作ることができるサービスです。
基本機能として帳票出力が備わっており、見積書アプリとして利用することができます。
メリット
- 作った書類は、ExcelやPDFで出力可能
- 見積書の作成だけではなく、案件情報等のアプリと連携して効率的な活用ができる
- クラウドサービスのため、場所やデバイスを問わず利用することができる
初期費用 | 0円 |
料金 | ■スタンダードプラン:5,000円/月(1人当たり 約455円(税抜)/月) ■プレミアムプラン:15,000円/月(1人当たり 約1,364円(税抜)/月) |
お試し利用 | 30日間 |
機能 | ・ダッシュボード機能 ・ワークフロー機能 ・CSVファイルのインポート・エクスポート ・AI-OCR機能 ・自動採番機能 ・帳票出力機能 ・グラフ作成機能 ・アプリ間連携機能 ・オートメーション機能 ※プレミアムプランのみ |
見積書作成アプリ③:アイピア
建築業向け管理システムアイピアは、株式会社アイピアが提供している建築業に特化した業務管理システムです。
クラウド型なので、インターネットの環境があればどこでも使用できます。
メリット
- 見積作成はもちろん、顧客管理や入金管理、原価管理等様々な業務を一括で管理できる
- 年間導入実績は150社以上で、継続率は98%
- PCが苦手な人でも簡単に使いこなせるデザイン
初期費用 | 120,000円~ ※プランによって異なる |
料金 | ■ライトプラン:10,000円(税抜)/月 ■ベーシックプラン:20,000円(税抜)/月 ■プロフェッショナルプラン:30,000円(税抜)/月 ※いずれのプランも5ユーザーまで(追加は1ユーザーにつき2,000円(税抜)) |
お試し利用 | 要問い合わせ |
機能 | ・スクリーニング機能 ・顧客管理 ・原価発注管理 ・帳票作成 ・現場日報管理 ・勤怠管理 |
見積書作成アプリ④:freee請求書
freee請求書は、フリー株式会社が提供する見積書や納品書、請求書を作成できるソフトです。
電子帳簿保存法やインボイスに完全対応しているので、安心して利用できます。
メリット
- 紙の請求書をそのまま電子化できる
- 請求書の送付は電子・郵送どちらも選ぶことが可能
- CSV等のデータをアップロードするだけで請求書発行・送付業務の電子化ができる
初期費用 | 0円 |
料金 | ■無料プラン:0円 ■スタンダードプラン:1,980円(税抜)/月 ■アドバンスプラン:10,000円(税抜)/月 |
お試し利用 | 無料プランは期限なし |
機能 | ・基幹/販売管理システム等と連携 ・メール送信/郵送代行の選択 ・承認ワークフロー ・メンバーの権限管理 |
見積書作成アプリ⑤:ジムー
ジムーは、エフアンドエムネット株式会社が提供している見積書作成アプリです。
見積書だけでなく請求書や納品書など、手間のかかる6つの書類を簡単に作成することが可能です。
メリット
- テンプレートを埋めるだけで簡単に書類が作成できる
- 請求書の郵送サービスがある
- アプリなので、外出先でも作業が可能
初期費用 | 0円 |
料金 | ■無料プラン:0円/月(月間請求書作成:15通まで) ■プレミアムプラン:500円(税込)/月 |
お試し利用 | 期限なし |
機能 | ・CSVエクスポート ・仕事一覧(進捗ごとに分けて⼀覧で表⽰) ・商品登録(取り扱っている商品やサービスなどをあらかじめ設定) ・顧客情報登録 |
よくある質問
請求書を作るアプリでおすすめはなんですか?
見積書作成アプリの中で請求書作成にも対応しているものとしては、Misocaやfreee請求書などがおすすめです。
これらのアプリは、見積書から請求書へのデータ移行がスムーズで業務を一元化できます。
また、ジムーも無料で請求書作成機能を提供しており、コストを抑えたい方に最適です。
無料で使える見積書作成ソフトはありますか?
無料で使える見積書作成ソフトとして、ジムーやMisocaの無料プランが人気です。
特にジムーは、見積書・請求書の作成に必要な基本機能を網羅しており、コストをかけずに始めたい方に最適です。
ただし、無料プランでは一部機能に制限がある場合が多いため、必要に応じて有料プランを検討するのがおすすめです。
見積書はLINEで作成できますか?
見積書を直接LINEで作成することは難しいですが、作成したPDFファイルをLINEで送信することは可能です。
見積書作成アプリを利用して作成した見積書をLINEに添付すれば、顧客や取引先に手軽に共有できます。
一部のアプリはクラウド連携を通じてリンクとして送る機能もあります。
クラウド型アプリを使うメリットは何ですか?
クラウド型アプリを利用すると、見積書データがオンライン上で保存されるため、デバイスや場所を問わずアクセス可能です。
また、自動バックアップ機能があるため、データ紛失のリスクが大幅に軽減されます。
さらに、チーム内でのデータ共有や編集がリアルタイムでできる点も大きなメリットです。
見積書作成アプリはオフラインでも利用できますか?
多くのクラウド型アプリはオンライン環境が必要ですが、オフラインモードに対応しているものもあります。
例えば、サスケWorksや一部のZoho Invoiceプランでは、インターネット接続がない状態でも作業を進めることが可能です。
作成したデータは、再接続時にクラウドに同期されます。
アプリで見積書を作成するなら「サスケWorks」
サスケWorksとは?
サスケWorksはプログラミングスキルがなくても、オリジナルの業務アプリを作成することができるノーコードツールです。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、データベース構築を基に様々な機能を組み合わせて多種多様のアプリを構築できます。
サスケWorksでは見積書アプリはもちろんですが、その他のアプリと連携することが可能です。
たとえば、顧客管理や案件管理などのアプリと連携することによって、様々な情報を一元管理することができます。
以下で、サスケWorksの見積書アプリをご紹介します。
そのまま利用することも可能ですが、自社用にカスタマイズすることも可能です。
インボイス対応 見積・請求書作成アプリ
予め登録してある各テンプレートを利用してアプリのデータを出力し、キレイな見積書・請求書(EXCEL / PDF)を簡単に出力できます。
見積・納品・請求書作成アプリ
帳票作成機能を利用して、各フォーマットでキレイな帳票がカンタンに出力できます。
カンタン見積・請求アプリ
見積書から請求書作成までをオールインワンで行うことができる帳票作成アプリです。
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著者情報
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ノーコードWEBアプリ作成ツール「サスケWorks」のオウンドメディアです。
ノーコード技術やアプリ開発に関する情報や初心者向けの使い方、活用事例など、皆さまの業務効率化に役立つ情報をお届けしています。
ノーコードでのアプリ作成に興味がある方や業務改善を目指している方に向けて、実践的なノウハウをわかりやすくご紹介していきます。
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