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レポート

現場の工夫が満載!実用アプリ紹介-第2回「サスケWorks」ユーザー会レポート

2025年5月22日、『第2回 サスケWorksユーザー会』を開催しました。
当日は、日頃よりサスケWorksをご活用いただいている6社9名のユーザー様にご参加いただきました。
今回は「実用アプリ紹介」と題し、各社の運用アプリをご紹介いただきました。
導入背景やアプリ構築の工夫、活用ノウハウ、今後への期待など、さまざまな意見が飛び交い、活発な交流の場となりました。

この記事では、当日の雰囲気や参加者同士のリアルなやりとりの様子をお伝えします。

参加企業の実用アプリ・取り組み紹介

運用の手間を省くアプリ設計とデータの可視化で効率化を追求「工数管理アプリ」

合同会社Kurasuke様(ITツール導入支援・行政書士業務

代表 篠原様
代表 篠原様

ITツール導入支援や行政書士業務を行うKurasuke様では、顧客管理・案件管理・郵便物管理など、20種類近いアプリを運用しています。

その中から「工数管理アプリ」をご紹介いただきました。業務ごとにかかった工数を記録し、適正な報酬の計算や業務の見直しに役立てています。入力項目は「日時」「案件名」「業務内容」の3つのみとし、できるだけ手間を減らす設計としています。

API連携によりGoogleスプレッドシートやLooker Studioとも連携し、ダッシュボードで工数や報酬額の可視化を実現しています。

日常的に業務を“見える化”し、効率化を追求している点が印象的でした。

Microsoft Accessからの脱却「会員管理アプリ」で属人化リスクを解消

公益財団法人日伊協会様(日本とイタリアの文化交流支援)

事務局長 湯浅様
事務局長 湯浅様

日伊協会様では、160を超えるイタリア語講座の受講者情報をMicrosoft Accessで管理していましたが、PC環境の変化や担当者の交代により、メンテナンスが困難となり、サスケWorksへ移行されました。

Access側のデータ整理には大変苦労されたそうですが、データ移行自体は非常にスムーズに進み、現在は最新の環境で運用ができているとのことです。

今後は講師報酬の自動計算やオンライン講座管理の効率化にも取り組みたいとのことです。

新人エンジニアのラーニングに「学習管理アプリ」-ノーコードツール×人材育成のユニークな取り組み

株式会社MISTsolution様(システム開発・エンジニア派遣業務)

黒木様
黒木様

システム開発・エンジニア派遣のMISTsolution様からは、新人研修の一環として「学習管理アプリ」を活用した事例をご紹介いただきました。

昨今のノーコードツール導入需要の背景から、新人エンジニア向けにトレーニングアプリを作成し、数万件のデータを扱い、現場で必要な情報の整理や可視化を体験させています。
データの見せ方や管理方法を考える力が向上したとのことです。

サスケWorksならではの項目設定の柔軟さを活かした「AI受注登録アプリ」

株式会社A社様(コンタクトセンター業務) 

クライアント企業からの受託型コンタクトセンターを運営するA社様。アウトバウンド業務の顧客リストと電話の対応記録に「AI受注登録アプリ」を活用しています。

アプリには別のWebシステムから顧客データを抽出し登録。その際、オペレーターがアプリを見ながらそのまま架電できるように、抽出データから必要な情報のみを抜粋して登録しているそうです。
このように柔軟な項目設計・項目の並び替え・選択条件による表示切り替えなど、現場の使いやすさに配慮したカスタマイズができることにメリットを感じているそうです。

クライアントへのエスカレーションには帳票機能を使いレポートとして提出できる点も便利です、とのお話がありました。

サスケWorksの親子レコード構造で実現 複雑な採算管理を一元化する「プロジェクト事前稟議アプリ」

株式会社 OPENREC様(ゲーム・ライブ配信プラットフォーム運営)

CFO 松本様
CFO 松本様

OPENREC様はゲーム実況・ライブ配信が楽しめるライブ配信プラットフォームを運営しています。サブスクリプション・グッズ販売・イベント・タイアップ広告など複数の収益ポイントと多数のコンテンツの掛け合わせからなる年間400を超えるプロジェクトの採算管理をどのように一元化するかが課題でした。

サスケWorkの親子レコード構造*を活用し、プロジェクトごとに採算稟議と受発注稟議が行える「プロジェクト事前稟議アプリ」を構築し採算管理の一元化を実現しました。

*1つの親レコードに、複数の子レコードが関連付くデータベースの基本的な構造

アプリ開発担当 浅野様
アプリ開発担当 浅野様

カスタムコードによる入力UI改善で未入力項目の強調表示、サブレコード同士の計算など、“現場での操作性”にも工夫を重ねておられます。

転記作業を価値に変える工夫を施した「問合せ管理アプリ」

オリエンタル酵母工業株式会社様(食品・バイオ事業)

オリエンタル酵母工業株式会社様からは、ホームページや代表メール宛てに届く「問い合わせ管理アプリ」を紹介してくださいました。
ホームページのフォームとサスケWorksの連携が難しく、一部で転記作業が発生する中、転記作業自体に“付加価値”を持たせる工夫をされています。

例えば、既存顧客からの問い合わせは営業担当者、新規顧客から場合は対応部署をアプリ間連携で検索できるようにし、さらにオートメーション機能を使って“未対応案件ゼロ”を目指す取り組みも行っています。

———
今回ご紹介いただいたアプリは、それぞれの現場の「課題解決」と「効率化」を実現するための具体的な工夫が随所に盛り込まれていました。ユーザー視点でのアプリ設計や、可視化・自動化を活かした運用は、今後アプリ導入や業務改善を検討される方にとって大きな参考になるでしょう。

参加者のリアルボイス _ サスケWorksの魅力と改善ポイント

ユーザー会の後半は、サスケWorksの【強み・弱み】を率直にフィードバックしていただきました。

【強み・魅力】
・直感的・シンプルなUIによる馴染みやすさ(導入のしやすさ)
  ポップで見やすいUI
  類似サービスと比べてシンプルで直感的、試しやすい
・柔軟なカスタマイズ性・拡張性
  業務内容に合わせてアプリを作り込める
  作り込むほどできることの広がりや可能性を感じる
  カスタマイズのしがいがあり、拡張性が高い
・コストパフォーマンス
  導入コストが低く、スモールスタートに最適

一方で、次のようなご意見もありました。
【弱み・改善要望】
・編集時の操作性に改善の余地あり
・検索や絞り込みが直感的でない(特にサブレコードや範囲検索)
・マニュアルや用語をもっと分かりやすくしてほしい
・ダッシュボードやグラフ機能のさらなる充実
・権限設定が複雑に感じるため、よりシンプルにしてほしい

その他、
「すぐアプリが作れて短期間の“データ箱”としても使える点が便利」「アカウント管理やデータの追加・削除が分かりやすい」「今後もストアアプリの拡充を継続してほしい」などの声が寄せられました。

今後の機能開発について

続いて、開発責任者の須田より今後の機能開発についてご案内しました。

AIチャットボットによるヘルプサポートを実装予定!
ヘルプセンターに蓄積された情報をもとに、チャット形式で質問に答えてくれるAIチャットボットを実装予定です。
先ほど挙がった「専門用語の難しさ」「ヘルプ検索の手間」などの課題解決にもつながると考えています。AI技術を活用し、ユーザーの皆さまの課題解決を図っていきます。

ダッシュボード機能の強化
データの可視化や分析に対するご要望に応え、ダッシュボード機能の刷新も進行中です。
ビジュアル的により見やすく、並べ替えも容易にできるよう開発を進めています。

両機能はリリース時期が近づき次第、改めてご案内いたします。今しばらくお待ちください。

まとめ

2回目のサスケWorksユーザー会も、現場のリアルな声をプロダクトに反映する貴重な交流の場となりました。各社のアプリ事例や課題共有を通じ、多くの学びと改善点を得ることができました。

最後に集合写真も撮影し、和やかな雰囲気の中で終了しました。

いただいたフィードバックをもとに、今後もサービス向上に努めてまいります。

著者情報

サスケWorks マーケ担当
サスケWorks マーケ担当
ノーコードWEBアプリ作成ツール「サスケWorks」のオウンドメディアです。
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