【働くを真面目に考えようPROJECT】
毎年訪れる勤労感謝の日。 いつも当たり前にある「働く」を、自分、周り、社会といった様々な視点で見つめ直し、より良い働き方を目指すきっかけを作るプロジェクト。今回は、サスケWorksのメーカーである(株)インターパークの取り組みをご紹介します
本稿では、インターパーク史上最年少女性マネージャーとして「財務経理ユニット」を率いる小野に、彼女が推進する「社内業務のWorksアプリ化プロジェクト」について、その情熱の源泉と、リアルな苦労、そして社内にデジタル化のフローを推進していくためのポイントを語ってもらいます。 (聞き手:サスケWorks広報スタッフ)
メーカーの管理部として、このままで良いのか?
広報:最年少マネージャーの小野さん(笑)、本日はよろしくお願いします!
小野(以下、小野):(笑) よろしくお願いします。
広報: 今日は、小野さんが情熱を注いでいる「社内業務のWorksアプリ化プロジェクト」のリアルなところを語ってもらいたいと思います!
まずは、このプロジェクトはそもそもどういう経緯で始まったんですか?
小野: 情熱を注いでいる!?(笑)。はい(笑)。当時はまだマネージャーではなかったんですが、サスケWorksもリリースされてまだそれほど経っていなかった頃でした、社内でもまだ「色々試している」ような状況だった記憶があります。
広報: 確かに、みんな手探りでしたね。
小野:営業も、技術も、そして私たち管理方も、それぞれで色々な取り組みはしていたんですが、どうも連携が取れていなくて。特に、勤怠管理や経費精算、備品発注みたいな全社的なフローや、部署間の業務をつなぐようなものが、なかなかアプリ化できていなかったんです。アナログだったり、スプレッドシートだったり、バラバラで。
広報: まさに「全体を巻き込む推進力」が弱かったんですね。
小野: そうなんです。そんな時、上司と「メーカーの管理部がこれで良いのか? 本来、管理部こそが全体を俯瞰して、こういう業務フローを推進していくべきじゃないか」という話になって。
広報: おお、熱いですね。
小野: はい(笑)。私もそう感じていたので、大きく同意して。「やります!」と。もちろん手をあげたのは私だけではなく管理部全員が同意したんですが、どうせやるなら自分自身でも動かしていきたいと感じて、プロジェクトとして本格的に推進することにしました。
完璧を目指さない。まず「小さく始める」勇気
広報:すごい決意ですね。でも、全社にまたがったフローを見直すって、想像するだけで大変そうです…。
小野: 本当に大変でした(苦笑)。実際に動いてみると、視点が多岐にわたるので様々な要望が出るわ出るわ。しかもある程度進んでから、また戻って出てくるみたいな(笑)。もう収集がつかない状況になることもありました。
広報: ああ…、そういえば「あれも」ってなっちゃいますよね。
小野: なりました。でも、そこで学んだんです。既存の業務やフローには、アナログであれ何であれ、必ず「そうなっている必然性」があるんですよね。それを無視して「これが効率的です」と押し付けてもダメで。その必然性をクリアするために、どうアプローチするかを考え抜きました。
広報: 向き合ったんですね。
小野: はい(苦笑)。そして、もう一つ。場合によっては、すぐに全部をクリアしなくても良い、ということ。 徐々に範囲を広げるようなアプローチも大切なんだと痛感しました。最初から全部を完全にやろうとしないことが、もしかしたら一番大切かもしれません。
副産物は「コミュニケーション」!

広報:プロジェクトを進める中で、業務効率化以外に得られたものはありましたか?
小野: それが、すごくありました!副産物と言ったら変ですが、色々な部署の、さまざまな立場の人ときちんと話す機会が爆発的に増えた結果、コミュニケーションが円滑になったんです。
広報:それは素晴らしい副産物!
小野:はい。さらに、そのコミュニケーションの深まりが一回りして、より本音で話ができるようになりました。
広報:と言いますと?
小野:例えば、「今このアプリを作っているけど、ここの部分は業務の必然性を考えるとまだ練りきれていない。ごめんなさい、一回この部分は後回しにさせてほしい」みたいな、ある意味ネガティブなことも(笑)、きちんと理由を添えて話ができるようになったんです。
大事なのは「人と向き合う」こと
広報:まさに信頼関係ですね。今、同じように社内改革を進めたいと思っている全国の管理部の方へ、何かアドバイスはありますか?
小野: アドバイスだなんて、おこがましいですが…。でも、このプロジェクトで実感したことがあって。 なんだかんだ言っても、仕組みやフローを作る前に、きちんと「人と向き合う」ことが一番大事なんだと思います。
広報: 人、ですか。
小野:はい。そして、小さくてもいいから、まず「始める」こと。そこから必ずコミュニケーションが生まれるので。 そこできちんと向き合っていくことで、時間はかかっても、絶対に同じ方向に進んでいけるようになる、と思えるようになりました。最近は、周りの人も私の意図を汲んで協力してくれるようになって、それが本当に嬉しくて、感謝しかないです。
広報: 最後に、小野さんの今後の情熱を聞かせてください!
小野:管理方って、どうしても「縁の下の力持ち」的な、下に潜るような動きをすることが多いですよね。でも、会社全体を見回すことができるのって、私たちの特権でもあると思うんです。 だから、その特権を活かして、「インターパークをもっと良くしていくんだ!!」という情熱を持って、これからもガンガン取り組んでいきたいです!
広報:すごい情熱が伝わってきました!小野さん、本日は本当にありがとうございました!
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https://works.saaske.com/lp/24/
