「ノーコードを導入したいけど安全性が心配」「ノーコードのセキュリティは信頼できる?」などと考えていませんか。
重要な情報を扱うため、万全を期したい方は多いでしょう。
最初に結論を述べると「ノーコード=セキュリティが弱い」というわけではありません。
適切な設定などにより安全性を高められます。

本記事では、ノーコードはセキュリティが弱いといわれる理由とセキュリティを高めるためのポイントを解説します。
導入を検討している方は参考にしてください。

ノーコードのセキュリティが弱いとされる理由

ノーコードのセキュリティが弱いといわれる主な理由は次の通りです。

コードの有無によってセキュリティ強度が変わると誤解されているため

ノーコードは、プログラミング不要でアプリを開発するツールです。
コードを書かないため、セキュリティが弱いと誤解されることがあります。
実際のセキュリティ強度は、コードの有無だけで決まりません。
コードを書いて開発したアプリであっても、適切な対策を講じていなければセキュリティは弱くなります。

ゼロからアプリを構築するフルスクラッチ開発で、十分なセキュリティ対策を行えるエンジニアが不足している点も留意したいポイントです。

情報漏洩が発生する可能性があるため

ノーコードには、情報漏洩のリスクがあります。
2021年8月に、米マイクロソフトのPower Appsポータルで大規模な情報漏洩が発生しました。
過去の事例から、セキュリティ面に不安があると考えられている面もあります。

ただし、情報漏洩はノーコード特有の問題ではありません。
設定を誤ると、他の開発方法でも発生する恐れがあります。

参照元:ITmedia NEWS「Microsoftのローコードアプリ開発ツールPower Appsポータルの設定ミスで約3800万件の個人情報漏えい」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2108/24/news079.html

認証・認可設定の不備による不正アクセスのリスクがあるため

ノーコードの魅力は、誰でも簡単に操作できることです。
一方で、専門知識を備えていない方が扱うと、誤った設定をしたまま公開してしまうことがあります。
具体的な影響はケースで異なりますが、次の状態になる恐れがあるため注意が必要です。

  • 機密性の高い情報に外部からアクセスできる
  • ログインしていれば誰でもすべての情報にアクセスできる

主な原因はユーザーの設定ミスですが、脆弱性の問題と理解されることもあります。

バックアップ機能を活用できていないため

多くのノーコードツールでは、バックアップ機能を利用できます。
自作したアプリが障害を起こすと、バックアップから復元する必要があります。

しかし、実際にバックアップ機能を活用しているユーザーは多くありません。
万が一のときに復元できなかった経験から、ノーコードは安全性に不安があると誤認されることもあります。

ノーコードにおけるセキュリティ対策のポイント

続いて、ノーコードを使用する際に意識したいセキュリティ対策のポイントを解説します。

アクセス権限を適切に設計する

ノーコードを使用する際は、アクセス権限を適切に設計しましょう。
基本のポイントは次の通りです。

  • 誰がユーザーか明らかにする
  • 操作内容(閲覧・編集・削除など)を定義する
  • ユーザーに与える権限(操作できる範囲)を明らかにする

ユーザーに与える権限は最小限に止めることが一般的です(最小権限の原則)。
アクセス権限を管理する手法には以下の種類などがあります。

管理手法概要
ロールベースアクセス制御(RBAC) 役割に合わせて権限を設定する手法
属性ベースアクセス制御(ABAC)役割ではなく属性に合わせて権限を設定する手法

自社の特徴に合わせて管理手法を選択すると、アクセス権限を適切に設計しやすくなります。

データの暗号化と保護対策を講じる

ノーコードの多くは、通信時や保存時の暗号化に対応しています。
ただし、すべてのサービスが対応しているわけではありません。
顧客情報や契約情報など、機密性の高い情報をノーコードで扱う場合は、使用前にデフォルトの設定や使用できる機能を確かめましょう。

必要に応じて、暗号化などの対策を講じることが重要です。
たとえば、二段階認証を含む多要素認証(MFA)を導入すると、不正アクセスを防止しやすくなります。

バックアップは計画的に取得する

ノーコードを重要な業務に使用する場合は、トラブルに備えてバックアップを計画的に取得しましょう。
対策を怠ると、万が一のときにビジネスを継続できない恐れがあります。
ノーコードを使用する際に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

  • バックアップ機能の有無
  • バックアップのタイミング
  • バックアップの保存期間
  • 復元できる時点

バックアップを仕組みとして組み込んでおくことが重要です。
定期的にリカバリテストを実施すると、トラブルへの対応力を高められます。

運用・監視体制を整備する

セキュリティ上の問題は、運用・管理体制の不備でも生じます。
トラブルを予防するため、これらの体制を整備しておくことも欠かせません。
意識したい基本的なポイントは次の通りです。

  • アプリの作成・廃止基準を明確にする
  • 公開前にチェックを実施する
  • ログを監視する
  • アラートを設定する
  • 開発者と運用管理者を分けて登録する

セキュリティインシデントが発生したときの対応を決めておくことも大切です。

セキュリティ対策が充実しているノーコードツールの見分け方

一般的に、次の機能を搭載しているノーコードはセキュリティ対策が充実していると考えられています。

  • ユーザーやグループごとに権限を設定できる
  • 通信時・保存時の暗号化に対応している
  • 多要素認証を利用できる
  • 定期的に脆弱性を診断している
  • バックアップを定期的に行っている
  • IPアドレスを制限できる

これらの中でも、権限設定は特に重要です。
通信時・保存時の暗号化に対応していても、権限設定が適切でないと情報漏洩のリスクは高まります。
権限を細かく設定できるノーコードを選ぶと、自社の運用体制に合わせてセキュリティ対策を講じやすくなります。

セキュリティ対策が充実している「サスケWorks」の特徴

ここからは、セキュリティ対策が充実しているノーコードツール「サスケWorks」の特徴を紹介します。

サスケWorksとは?

サスケWorksは、ドラッグ&ドロップで機能を組み合わせて業務効率化アプリを開発できるツールです。
表示、入力・検索、出力・連携、スマホアプリに関する機能だけでなく、権限・セキュリティに関する機能も充実しています。
たとえば、以下の切り口で権限設定を行えます。

  • レコード
  • ユーザー
  • アプリの機能

同じ権限が付与されたグループをあらかじめ作成しておくことも可能です。
また、二段階認証やIP制限も利用できます。

参照元:Saaske Works公式サイト
https://works.saaske.com/

よくある質問

続いて、ノーコードのセキュリティに関するよくある質問に回答します。

ノーコードのセキュリティ対策が重視される理由は何ですか?

ノーコードは、プログラミング不要で手軽にアプリを開発できるツールです。
次の理由からセキュリティ対策が重視されています。

  • 開発者が十分な知識を備えているとは限らない
  • セキュリティ対策よりスピードを優先することがある

対策が疎かになりやすいため、セキュリティが重視されているのです。

ノーコードのセキュリティ対策の成功事例はありますか?

はい、顧客情報の安全な管理に悩んでいた中小企業の事例を紹介します。
同社は、ノーコードで以下のセキュリティ対策を講じ、情報漏えいや不正アクセスが起こりにくい顧客管理を実現しました。

  • データの暗号化
  • 二段階認証
  • アクセス権限の設定

社内に専門家がいない場合でも、ノーコードを適切に活用すればセキュリティ対策を行えます。

ノーコードの安全性はセキュリティ対策で異なる

適切な製品を選び、適切なセキュリティ対策を講じると、ノーコードを安全に利用できます
コーディングの有無だけで、セキュリティ強度は決まりません。
トラブルを避けるため、データの暗号化や権限の設定、二段階認証の導入など、できることを確実に実施することが重要です。

セキュリティ対策が充実しているノーコードツールをお探しの方は、サスケWorksを検討してみてはいかがでしょうか。
具体的な機能は、以下のページから申し込める無料トライアルでご確認ください。

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著者情報

サスケWorks マーケ担当
サスケWorks マーケ担当
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