ダッシュボードは、組織内外のデータを可視化し、迅速な意思決定を支援するツールです。
近年では、プログラミング不要でダッシュボードや業務アプリを作成できるノーコードツールも増えており、非エンジニアでも導入しやすくなっています。

しかし、「どのような手順で作成すればよいのか」「自社にはどのツールが適しているのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ダッシュボードの基本的な作成手順や成功させるコツを解説するとともに、業務改善に役立つノーコードツールの特徴も紹介します。
ダッシュボードの導入・活用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ダッシュボードを作成する手順

適切な作成手順を踏むと、実用性の高いダッシュボードに仕上がります。
ここでは、ダッシュボードの基本的な作成手順を紹介します。

①要件定義を行う

最初に、ダッシュボードの目的と利用者(ユーザー)を明確にします。
これらが曖昧だと、収集するデータやデータの見せ方が定まらないためです。
たとえば、経営陣と現場の従業員では、必要な情報が異なるでしょう。

後の工程をスムーズに進めるため、目的とユーザーを定義しておく必要があります。
作成チームでこれらを共有しておくことも、手戻りを防ぐポイントです。

②データを収集・整理する

目的とユーザーを踏まえて、ダッシュボードの作成に必要なデータの所在を洗い出し、収集します。
必要に応じて、CRMやMAツール、表計算ソフトなど、社内外にある複数のデータソースから情報を集めることが大切です。

次に、収集したデータの重複や不整合、欠損などを確認・修正し、信頼性の高い状態に整理します。
重複や不整合、欠損があると、表示情報の正確性が低下するためです。

③KPIを設定する

SMARTの法則を踏まえて、KPIを設定します。
SMARTは、次の要素で構成されます。

SMARTの要素意味
Specific具体的か
Measurable測定できるか
Achievable達成できるか
Relevant(目的に)関連しているか
Time-bound期限が明確か

抽象的なKPIや実現が難しいKPIを設定すると、ダッシュボードの実用性は低下します。
新規リード獲得数、コンバージョン率、応募者数など、具体的で測定できる指標を選定しましょう。
ただし、適切なKPIは、目的や環境とともに変化します。定期的に見直し、必要に応じて修正することが重要です。

④ダッシュボードを設計・構築する

ツールを選定し、これまでの内容を踏まえてダッシュボードを設計・構築します。
使用するツールは、担当者のスキルや自社の環境に合わせて選びましょう。
ダッシュボードの設計では、情報の詰め込みすぎや過度な装飾に注意が必要です。
視認性が低下し、使い勝手が悪くなる恐れがあります。

また、円グラフや棒グラフ、折れ線グラフ、ヒートマップなど、目的に合わせて表示形式を選択することも大切です。
あわせて、データの更新方法も検討しましょう。
手動で更新する場合は、担当者や更新のタイミングを決めておくとスムーズに運用できます。

⑤テスト運用で課題を確認する

ダッシュボードを公開する前に、テスト運用を行い、課題を洗い出します。
実際に運用すると、設計・構築段階で見落としたさまざまな点が明らかになるためです。
具体的な課題の例として以下のものが挙げられます。

  • 想定より使い勝手が悪い
  • 目的と表示内容が合致していない
  • アクセス権限が適切ではない

ユーザーのフィードバックをもとに、ダッシュボードの課題を解消しましょう。

⑥公開・運用を行う

ダッシュボードを公開した後は、利用者(ユーザー)へ周知し、トレーニングを実施します。
認知度が低かったり、使い方がわからなかったりすると、業務に浸透しないためです。

また、ダッシュボードの利用状況を確認し、定期的に改善することも欠かせません。
ニーズの変化に対応できないと、活用されなくなる可能性があります。
継続的な改善で、ダッシュボードの品質を高めましょう。

なお、ダッシュボードを運用するには、データ収集から可視化までを効率化できるツールを選ぶことも重要です。
ノーコードツールであれば、専門知識がなくても業務アプリとダッシュボードをあわせて構築できるため、運用負荷を抑えやすくなります。

ダッシュボードの作成を成功させるコツ

続いて、ダッシュボード作成時に意識したい4つのコツを紹介します。

信頼性の高いデータをもとに構築する

信頼性の高いデータを活用して、ダッシュボードを構築します。
ここでいう信頼性の高いデータとは、正確で一貫性があり、必要な情報が適切に管理されている状態といえるでしょう。

UIが優れていても、信頼性の低いデータを使用していると、誤った結論に至る恐れがあります。
データクレンジングを行ったり、情報源を確認したりして、データの信頼性を高めることが大切です。

目的に合ったツールを選ぶ

ダッシュボード作成の目的に合ったツールを選定します。
製品ごとに、機能や操作、カスタマイズ性が異なるためです。
目的と乖離したツールを選ぶと、高性能なものであっても十分に活用できません。

ツールの代表例として、TableauやPower BIが挙げられます。
たとえば、Power BIはMicrosoft社が提供しているため、ExcelやAzureなど、Microsoft製品との連携に強みがあります。

一方で、BIツールは高度な分析に適している反面、データ入力や業務フローの構築には別のシステムが必要になる場合があります。
業務全体を効率化したい場合は、業務アプリの作成からダッシュボードによる可視化までを一つの環境で行えるノーコードツールも選択肢の一つです。

ただし、知名度だけでツールを選定することはおすすめできません。
自社の環境や担当者のスキルを考慮することも重要です。

また、ダッシュボードでは、データ分析も可能です。
リアルタイムでデータを可視化・分析したい場合は、ダッシュボードを活用しましょう。

データ分析ができるダッシュボードの詳細はこちら

使用しやすいUIにする

ユーザーが使いやすいUIを意識します。
情報が見づらかったり、操作が分かりづらかったりすると、業務に浸透しにくくなるためです。
UIを設計する際は、次のポイントを意識しましょう。

  • 過度な装飾は避ける
  • 直感的に理解できるメニューやボタンにする
  • 重要な情報を目立たせる

使いやすいUIは、ユーザーのストレスを軽減します。
ダッシュボードの利用率を高め、結果的に組織内の共通認識づくりに役立ちます。

セキュリティ対策を行う

適切な権限設定を含めたセキュリティ対策を実施します。
営業や財務などに関する重要なデータをダッシュボードで一元管理するためです。
具体的な対策として、次の取り組みが挙げられます。

  • 従業員を対象にセキュリティ教育を実施する
  • 付与するアクセス権限を必要最小限にとどめる

これらの取り組みにより、不正アクセスや情報漏えいのリスクを軽減できます。
セキュリティ対策を定期的に見直すことも欠かせません。
安全性を高めることで、重要なデータを活用しやすくなります。

ダッシュボードを活用できる「サスケWorks」の特徴

ダッシュボードを作成するなら、「サスケWorks」の活用がおすすめです。
ここでは、サスケWorksの特徴を解説します。

サスケWorksとは?

サスケWorksは、ドラッグ&ドロップで機能を組み合わせてアプリを作成できるノーコードツールです。
具体的には、以下の機能などを活用できます。

  • ダッシュボード機能
  • コメント機能
  • グラフ作成機能
  • ユーザー権限設定
  • 二段階認証

ダッシュボード機能では、フリーテキストを入力したり、レコード情報を使用してグラフを作成したりできます。
専門的な知識がなくても、自社の業務環境に合わせた業務アプリを作成できる点が特長です。

参照元:Saaske Works
参照元:Saaske Works

よくある質問

ここからは、ダッシュボード作成でよくある質問に回答します。

ダッシュボードを作成するメリットは何ですか?

ダッシュボードを作成すると、目的に関連する必要なデータを収集・集約し、任意の形式で表示できます。
したがって、次のメリットがあります。

  • 意思決定の正確性とスピードが向上する
  • データ集計の手間を省ける
  • 組織内の認識を統一しやすくなる

データを業務改善や意思決定に活用しやすくなります。

ダッシュボードを作成する際の注意点はありますか?

ダッシュボードを放置すると、業務にそぐわなくなり、形骸化することがあります。
あらかじめ、ランニングコストを把握し、運用体制を構築しておくことが重要です。
たとえば、データを管理する担当者やユーザーをサポートする担当者を決めておくとよいでしょう。
ダッシュボードに対するニーズは時間とともに変化するため、運用しながら改善することも大切です。

ダッシュボードを作成してデータを有効活用

ダッシュボードを作成すると、組織のデータを可視化できるため、意思決定の精度を高められます。
この記事で紹介した6つの手順や4つのコツを参考に、作成してみてはいかがでしょうか。
使用するツールは、目的や運用体制に合わせて選ぶことが重要です。

自社の環境やスキルに合わせてダッシュボードを作成したい場合は、サスケWorksを活用するとよいでしょう。
ドラッグ&ドロップで機能を組み合わせてアプリを作成できます。
操作性や使い勝手は、以下から申し込める30日間の無料トライアルでご確認いただけます。

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著者情報

サスケWorks マーケ担当
サスケWorks マーケ担当
ノーコードWEBアプリ作成ツール「サスケWorks」のオウンドメディアです。
ノーコード技術やアプリ開発に関する情報や初心者向けの使い方、活用事例など、皆さまの業務効率化に役立つ情報をお届けしています。
ノーコードでのアプリ作成に興味がある方や業務改善を目指している方に向けて、実践的なノウハウをわかりやすくご紹介していきます。
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