| 業種 | 産業廃棄物収集運搬・中間処理・リサイクル事業、上下水道施設・設備の清掃及びメンテナンス事業 |
|---|---|
| 従業員数 | 90名 |
| URL | https://www.suzukitec.co.jp/ |
| 利用目的 | 車両不具合情報の共有による安全管理、点検業務のペーパーレス化、社内情報の脱属人化 |
| 利用アプリ | 車両点検アプリ、プラント点検アプリ |
| 利用プラン | ビジネスプラン |
Q. 今回の導入で、特に解決したかった「現場の課題」は何でしたか?
特殊車両の不具合情報の共有における、「口頭伝達」のリスクです。
私たちが扱う車両は、一般的なトラックとは異なり、特殊な機械を搭載しています。これまでは、前のドライバーが「あそこが調子悪いよ」と口頭で伝えても、次のドライバーにうまく引き継がれていなかったり、記憶違いが起きたりするケースがありました。
不具合を知らずに乗車してしまうことは、安全管理上、非常に危険な状態です。この「言った言わない」をなくし、ドライバーの安全を確実に担保することが急務でした。
Q. アプリ化によって、現場の動きや意識はどのように変わりましたか?
最大の成果は、不具合情報の「可視化」による意識の変化です。
点検中に少しでも気になる箇所があれば、その場でスマホで写真を撮ってアップロードする運用にしました。 次に乗る人は、文字だけでなく「画像」で不具合箇所を確認してから乗車できるため、安全性が格段に向上しました。
また、これまでは紙の束から探していた過去の修理事例も、アプリならキーワード検索ですぐに見つかります。「いつ、どんな修理をしたか」が瞬時にわかるため、車両管理業務全体のスピード感も劇的に改善しています。
Q. 数あるツールの中から、サスケWorksを選定された決め手は何でしたか?
一番の理由は、圧倒的なコストパフォーマンスと機能のバランスです。
ライトプランの手軽さでスモールスタートでき、将来的にこだわりたい部分はビジネスプランでJavaScriptやCSSを使って拡張できる点が、当社のニーズに合致していました。
また、選定の際にはChatGPTなどの生成AIにも相談しました。「自社の要件(コストや拡張性)ならどのツールが良いか?」と客観的な比較を求めたところ、比較ポイントと共にサスケWorksが推奨されたのです。
Q. 導入に対して、現場からの抵抗はありませんでしたか?
正直なところ、私たちの業界はまだまだFAXや手書きが主流で、デジタルへの心理的ハードルは低くありません。当初は懸念もありましたが、触っていくうちに「これいいね!」「もっとここをこう改造したい」といった意見が次々と出てきて、最終的には「これ、パッケージにして他の会社にも売れるんじゃない?」なんて冗談が出るほどでした。
現場が「やらされる」のではなく、自ら「使いたい」と思えるツールになったことが、定着の大きな要因だと感じています。
Q. アプリを開発する上で、特に工夫されているポイントはありますか?
「作る側の自己満足で終わらせない」ことです。
特に現在構築中の中間処理施設(プラント)の点検アプリは、チェック項目が膨大で専門的です。
そのため、実際にプラントの現場へ何度も足を運び、「現場はどういう手順で点検しているのか」「スマホでどう表示すれば入力のストレスがないか」を徹底的にヒアリングすることから始めました。
現場の作業員が「これなら紙より楽だ」と思えるUI/UXを追求し、現在は画面を見やすくするためにCSS(スタイルシート)を使ったデザイン調整にも取り組んでいます。こうした高度な設定については、ベンダー様の技術サポートも活用しながら進めています。
Q. DXを進めるにあたり、社内の協力体制はいかがでしょうか?
社長を含め経営層がDXに対して非常に理解があり、「やりたいことはどんどん進めよう」というスタンスです。
トップダウンで押し付けるのではなく、「現場からの改善提案」を経営層がバックアップしてくれる環境があります。この強力な協力体制があるからこそ、私たち開発担当者も失敗を恐れずに、新しい技術や業務フローの改善にチャレンジできています。
Q. 今後の展望として、どのような活用を計画されていますか?
一番の目玉として計画しているのが、同業者からの廃棄物搬入予約の「完全Web化」です。
現在は、電話・FAX・メールとバラバラの方法で予約が入っており、それを担当者が手書きで「本日の搬入予定リスト」に書き写して窓口に貼り出す、という非常にアナログな作業を行っています。
これをサスケWorksのWebフォーム機能に一本化したいと考えています。
「いつ・誰が・何を」持ち込むかが自動でデータ化され、リストアップされれば、受入窓口の負担は激減します。ベンダー様のサポートもお借りしながら、進めたいと考えています。
Q. 最後に、導入を検討している企業へメッセージをお願いします。
まずは「現場の困りごと」から小さく始めてみることです。
最初から完璧なシステムを目指さなくても、「現場で写真が撮れる」「スマホで検索ができる」といったシンプルな機能だけで、現場の反応は劇的に変わります。特に私たちのようなアナログ文化が根強い業界こそ、ノーコードツールによる改善のインパクトは大きいはずです。まずは一歩踏み出して、その便利さを体感してみてください。