導入事例

株式会社三協システム

現場の作業時間の管理を紙からアプリに変更。集計作業に2人で8時間かかっていたのが1/2の4時間に短縮!

業種 建築業(住宅機器販売・施工)
従業員数 35名
URL http://www.sankyo-system.co.jp/
利用目的 施工現場作業時間の管理および請求根拠の算出
利用アプリ 現場作業報告
利用プラン スタンダードプラン
札幌で住宅設備機器の販売、施工、建築資材の販売を行っている株式会社三協システム様。
2022年2月からサスケWorksを導入いただいております。同社では、外部のITコンサルタントを採用されており、今回のツール選定も担当されています。本インタビューではコンサルタントの方も交えて、導入の経緯、導入後の効果についてお聞きしました。

INTERVIEW

株式会社三協システム 管理部 常務 中谷

案件の請求根拠の算出のため、職人の作業時間の日報を紙で管理していましたが、対応件数の増加から限界が生じ、デジタル化を検討し始めました。

―中谷(※以下、敬称略)―
弊社、株式会社三協システムは、営業職の社員がメインの会社です。営業が各地にて給排水等の工事の仕事を取ってきます。
子会社に株式会社三協テクノがあり、こちらは10名ほどの職人が在籍しています。
三協テクノの職人たちが、三協システムの営業がとってきた工事案件を施工するといった体制で、業務を進めています。

課題となっていたのは、職人たちの作業日報の管理でした。
各職人の労働時間の管理はもちろんですが、案件の請求根拠の算出のために、各現場において、どのくらいの人数が、何時間作業に入っていたのかを管理する必要があります。
サスケWorksの導入前までは、それを紙で行っていました。

日報提出と集計の流れですが、
職人は、朝8時前に会社の倉庫に集まって、その日の施工の準備をして現場へ行きます。
夕方6時ごろ現場から戻ってきて倉庫で片付けを行い、その後事務所へ上がり、その日一日、どこの現場でどのくらいの時間作業をしたかを紙に書いて提出していました。

集計業務は、管理部で行います。
その処理方法はといいますと、職人が書いた紙の日報をもとに、別の用紙に、職人ごとに現場名とそこでの作業時間を書き出し、それを計算機で計算して合計数値を出していました。

10日ごとに締めて集計作業をしていましたが、2人で8時間かかっていました。1か月間にすると、1人につき24時間、2人で48時間の作業でした。
対応件数もどんどん増えていき、限界が生じ、デジタル化を検討する運びとなりました。

企業のITコンサルを請け負う人材をマッチングさせるサービスを活用し、外部コンサルタントを採用。課題を共有し、サービス選定を依頼。

―中谷―
業務課題を抱えながらも、社内にITツールに精通した人材がいなく、どのように進めていこうかと考えていたところ、知人が【企業のデジタルコンサルをやりたい人】と【社内デジタル化の外部コンサルタントを求める企業】をマッチングする事業を始め、そこで平野さんと出会い、社内の課題を共有しツールの選定をお願いしました。

実は平野さんはサラリーマンとして働きつつ、籍を置く会社からも公認の副業というスタイルで、弊社のITコンサル業務を受けてくれています。

平野様
ITコンサルタント平野氏。現在、平野氏は、株式会社三協システムの社内ネットワーク、パソコン、ソフト全般の管理、ツール導入時の選定、コンサルディング等の業務を請け負っている。課題を共有し、二人三脚で社内IT化とその定着へ取り組んでいる。
建築業界向けのSaaS導入を検討するも、自社で管理したい内容が既存サービスの仕様にはまらず、ノーコードツールで再検討することに。

―平野―
選定は、わたしが行い、三協システム様へ情報を共有して検討を進めていきました。
当初は、建築業界向けのSaaSを5サ—ビス程、商談で説明を聞いたり一部トライアルを申し込みし、それを利用してデジタル化できないか検討しました。

建築業界向けのSaaSは、写真付きの日報報告書が作成できたり、顧客管理や見積作成、営業の進捗管理など様々なことができたのですが、今回は、現場とそこでの各職人の作業時間を記録し管理できるツールを探しており、既存のSaaSの中ではそのまま使えるものが見つけられませんでした。

そこで、自らの要件に合わせてアプリ構築が可能なローコード、ノーコードツールで再検討することとし、結果サスケWorksを選定しました。

サスケWorks導入の決め手は3つ。
①想定業務に沿ったアプリ構築が実現できたこと。
②他社製品の1/3という価格の優位性!
③アプリの管理・メンテナンスが自社でできる点。

―中谷―
導入の決め手は3つです。

1つ目は、弊社が想定した業務の流れに沿ったアプリが構築できたこと。
トライアルで、実際アプリを作ってみることができたのも、大きかったです。

2つ目は、価格です。
他社製品の1/3の価格で導入ができました。

―平野―
3つ目は、完成したアプリのメンテナンス・管理が、自社でできる点です。
現時点では、アプリ作成やメンテナンスはわたしが行っていますが、コンサルを永続的に利用するのではなく、将来的には内製化し自走できるようになるのが目標です。
ですので、作ったアプリを自社で管理できるかどうかも大切な要素と考え、この点も基準に選定しました。

現場作業の報告にアプリを活用することで、集計作業にこれまで2人で8時間かかっていた業務が、1/2の4時間に短縮!

―中谷―
課題となっていた、現場作業の報告管理業務にアプリを活用しています。

アプリの導入によって、
職人は、スマホを活用して、現場からその日の作業時間が登録できるようになりました。
職人の年齢は30〜60代。アプリ導入に関しては、スマホでの操作ということもあるのか、大きな抵抗はありませんでした。
アプリを導入してから、現場からの直帰が増えましたね。労働時間の短縮にも繋がっています。


管理部門での集計作業は、職人が出先で入力したデータを、締日に合わせてCSV形式でダウンロードし集計しています。これにより、これまで2人で8時間かかっていた集計業務が、4時間でできるようになり1/2に短縮されました。

ビフォー&アフター

当然ながら「紙」の出力が減り、書類の保管場所を考えなくてよくなりました。
全て紙に記入し、それを手集計していた頃にはもう戻れません!

今後は、顧客管理(定期的なメンテナンスを顧客に促すデータベース活用)や、ワークフロー機能を利用して社内稟議の電子化を検討中です。

―中谷―
現在も紙で行っている業務がありますので、アプリを活用して電子化を図っていきたいと考えています。

―平野―
今回、三協システム様のサポートを通じて、サスケWorksを活用した業務改善は、他多くの中小企業様でも有効な実感を持ちました。今後もアップデートを重ねてより良いサービスとなることを期待しております。

株式会社三協システム 様 
ご協力ありがとうございました。

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