業種 | 業種オリジナルクラウドサービスの開発、販売 |
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従業員数 | 54名(役員含)※23.4月末時点 |
URL | https://www.interpark.co.jp/ |
利用目的 | インセンティブ制度の運用 |
利用アプリ | 「サンクスチケット」アプリ |
利用プラン | プレミアムプラン |
弊社では、「感謝の気持ちを大切にしてほしい」というわたしの思いのもと、朝礼の際に持ち回りで“ありがとう”を発表する時間を設けていました。
ところがコロナ禍でリモート勤務が増え、社員一同顔を合わせて朝礼を行う機会がめっきり減り、“ありがとう”を伝えるコミュニケーションの機会が減ってしまいました。
一方で、当時のインセンティブ制度に対して、社員のモチベーションの低下というのが経営陣の間で課題となっていました。
当時は売上達成が評価指標となっており、売上獲得に関わる部署が評価されがちで、所属する部署によって制度に対しての温度差が生じていました。
折しも、サスケWorksのリリース直後でした。
サスケWorksは、データベース構築を基に、様々な機能を組み合わせることで、多種多様なアプリを作ることができ「アイディア次第でどんなことにも活用できる」という特長があります。
そういったことから、社員には積極的にアイディアを出してもらいアプリを構築して活用していくように促していました。
もちろん経営陣においても同様で、様々なディスカッションが行われていました。
そんな中から生まれたのが、社内文化を取り入れた新しいインセンティブ制度「サンクスチケット制度」です。
「サンクスチケット制度」とは、どういったものかと言いますと、
仕事で協力してくれたことや、日々の気遣いや親切に対して、感謝やねぎらいの気持ちをチケット化して社員同士で贈る制度です。
具体的には、四半期ごとに全社員に、“感謝”のメッセージを書き記すためのチケットを配布し、社員はそれを利用し、相手に感謝の気持ちを贈る、というものです。
受け取ったチケットは四半期ごとに現金化され支給されます。
こういった基本ルールと、同時に禁止事項を定め、チケットの管理をサスケWorksのアプリを使って運用することとしました。
アプリの活用で、誰がどんな理由で誰にチケットを渡したのかを全てオープンにすることが可能になりました。
ダッシュボードではグラフを使い、チケットの受け取り状況をわかりやすく可視化しています。
各社員の頑張りを経営陣だけではなく、全社員で共有できるようになりました。
贈られるのが感謝の言葉ということもあり、社員のモチベーションの向上にも役立っています。
売上達成が評価指標だったときは、どうしても売上獲得に関わる部署が評価されがちだったのですが、サンクスチケット制度を導入してからは、所属部署や業務内容に影響されることなく社員の頑張りや個性が発見できるようになりました。
成果を感じている点は、ほかにもあります。
まずチケットの現金化は、社員のモチベーションアップに大きく影響していると感じています。
支給はわたしが社員一人一人に、”ありがとう”の言葉と共に、手渡ししています。
一緒に頑張ってくれてありがとう、会社の発展に貢献してくれてありがとう、という気持ちを込めています。
そのほか、部署を超えてのコミュニケーションが以前よりもスムーズになったと感じています。
社員からは、「チケットを贈るときは、メッセージを添えることが必須になっているため、相手の行動を再確認し良さを見つめるきっかけとなっています。」
「自分が思ってもいなかった行動が評価されたり、思わぬ人から感謝のチケットをもらったときは、素直に嬉しく、自己肯定感が高まります。」といった声があがっています。
運用を開始してから、3年が経過しています。
売上達成指標とは異なる、新しい価値観(評価軸)でのインセンティブ制度が確立できたと思っています。
サスケWorksのアプリは、アイディア次第でどんなことにも活用できます。
カタチにしづらい会社の文化や、実行ができていない改善のアイデアをすぐに形にすることができます。
今回、弊社の事例としてご紹介したようなインセンティブ制度やコミュニケーションツールとしても、是非活用していただきたいです。